【違いで学ぶ英語】”tend to” と “be prone to”(~しやすい)

【違いで覚える英単語】
“tend to ~”と“be prone to ~”

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“tend to ~”と“be prone to ~” はどちらも「~しやすい」や「~する傾向がある」と和訳されるが、ニュアンスには差があるので使い分けには注意したい。

前者の場合、「〇〇する傾向がある」の〇〇の部分には良いことも悪いことも入る。一方で後者の場合は〇〇の部分に悪いことやネガティブな内容が入る。また、“be prone to [名詞]” と名詞を後ろに置ける点も “tend to ~” との違いと言える。

例えば「彼は帰宅が遅くなるとすぐに寝てしまう傾向がある。」という文において「すぐに寝てしまう」のがネガティブな意味合いのときは “He is prone to fall asleep as soon as he gets home late.” と言えば良いし、そうでもないときは “He tends to fall asleep as soon as he gets home late.” と言えば話し手の態度をそれとなく伝えることができる。

余談だが、“Disaster-prone Country”(災害を受けやすい国土)などのように “○○-prone [名詞]” として「○○がちな[名詞]」という表現が成り立つことも覚えておくと良いだろう。


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