久し振りの更新です。師走も中旬となり、冬もいよいよ深まってくる季節となりましたね。今シーズンも早いものでセンター試験まで残り1か月余りとなりました。体調管理に気を付けて過ごしたいですね!
さて、受験界隈は医学部不適切入試の話題で持ちきりです。文部科学省は事態を重く見てか、出願シーズンに差し掛かる前の最終報告を急いだようです(当の文科省は「入試を控える受験生に、長い間不安を与えることになり、大変申し訳なく思っている」と謝罪しているようですが・・・)。
不適切入試と指摘されたのは国立大学では神戸大学、私立大学では東京医科大学、順天堂大学、日本大学、昭和大学、岩手医科大学、金沢医科大学、福岡大学、北里大学、聖マリアンナ医科大学で、合計10大学に上ります。これまで、医学部(特に私立)は浪人生や女子に厳しいというのが通説となっていましたが、今回の件でとうとう根拠の無い噂とは言えなくなりました。
今回の件で追加合格を出すとなると、大学によっては来年の入学定員を削減することになり兼ねず、将来の受験生への影響も危惧されます。受験生としても出願に慎重になるでしょうから、大学の経営は逼迫することが予想されます。元はと言えば、どこぞの官僚の息子を裏口入学させたことで発覚した一連の不適切入試の件ですが、その余波がいつ収束するのかは誰にも読めませんね・・・。