リストに要素を追加する(末尾に追加する)
「リスト.append(値)」とすることでリストに要素を追加することができる。
lst = [8, 6, 1, 42, 13] lst.append(9) lst.append("apple") print(lst) # [8, 6, 1, 42, 13, 9, 'apple']
append でリストの末尾に値が格納される。数値や文字列はもちろん、リスト型のオブジェクトも追加可能である。
リストに要素を挿入する(末尾以外に追加する)
リストの末尾でない位置に値を格納したい場合は「リスト.insert(位置, 値)」とする。
lst = [8, 6, 1, 42, 13] lst.insert(1, 9) lst.insert(3, "apple") print(lst) # [8, 9, 6, 'apple', 1, 42, 13]
number.insert(0, “banana”) のようにすれば先頭に文字列 banana が追加される。insertするごとに後続の各要素のインデックスがずれるので位置を参照する際は注意しよう。
リスト同士の結合
リスト同士を結合して新しいリストを作るときは以下のように「+」を使う。
number1 = [8, 6, 1, 42, 13] number2 = [4, -2, 81, 19, 43] number3 = number1 + number2 print(number3) # [8, 6, 1, 42, 13, 4, -2, 81, 19, 43] # ↓だとリストが1つの要素として追加されてしまう number1.append(number2) print(number1) # [8, 6, 1, 42, 13, [4, -2, 81, 19, 43]]
後者の方法ではリスト自体が1つの要素として末尾に追加されてしまっている。プログラムを開発する際、コードが意図した挙動になっているかどうかは適宜確認しておくべきである。