実数↔整数の変換
実数↔整数の変換
浮動小数点数を整数型に変換するには int() 関数を用い、整数型を浮動小数点数に変換するには float() 関数を用いる。
num1 = 1 # int型 num2 = 2.0 # float型 print(int(num1)) # int型のまま # 1 print(num1 * 1.0) # float型になる # 1.0 print(float(num1)) # float型になる # 1.0 print(int(num2)) # int型になる # 2 print(num2 * 1) # float型のまま # 2.0 print(float(num2)) # float型のまま # 2.0
文字列型の数字も変換できるが、「浮動小数点数」として表された文字列は整数型に変換できないので注意。
num3 = "2" # string型(表示はint型) num4 = "2.0" # string型(表示はfloat型) print(int(num3)) # 2 (int型) # print(num3 * 1.0) # 文字列に対して四則演算はできない print(float(num3)) # 2.0 (float型) # print(int(num4)) # 文字列 "2.0" はint型に変換できない # print(num4 * 1) # 文字列に対して四則演算はできない print(float(num4)) # 2.0 (float型)
文字列に全角数字が含まれていてもint型やfloat型に変換することができる。ただしハイフンマイナスや小数点が全角だと正しく変換できない。
文字列の型変換については「§ 数値⇔文字列の型変換」のセクションも参考に。