昨年の名古屋大学では整数分野からの出題はありませんでしたが、今年は本格的な整数問題が出題されました。問題文中に直接明示されてはいませんが、二項定理に関する知識が要求される問題です。名古屋大の数学で二項係数に関する整数問題が出題されるのは5年振りのことです。 “名古屋大学2018年数学理系第3問” の続きを読む
一橋大学2018年第1問
2018年の一橋大学の整数問題は第1問として出題されました。昨年のセットは例年とは傾向が少し変わっていましたが、今年は例年通りの一橋数学だったと思います。ただ、相変わらず難度は控え目の出題でした。
九州大学2018年文系第2問
カタラン予想の特別な場合(東北大学2018年理系第3問)
今年の東北大の整数問題は有名問題からの出題でした。とは言っても、受験生の中で「カタラン予想」を知っている人は果たしてどれだけ居るのでしょうか・・・(笑)?
実はこの問題、当サイトの創作整数問題#11として昨年の4月に出題していたものと全く同じ問題です!今年の東北大理系を受験した人の中に、過去に閲覧されていた方がいれば、管理人としても嬉しい限りです。
大阪市立大学2018年文系第1問
皆さんは二重階乗(double factorial)をご存知でしょうか?
本問は今年の大阪市立大学の文系数学ですが、珍しい題材からの出題となりました。
東京工業大学2018年第2問
今年の東工大では3元1次不定方程式が出題されました。国公立大の入試ではあまり見かけない題材です。
京都大学2018年理系第2問/文系第3問
国公立大入試数学の解説第2弾はやはり京都大学でしょう。今年もしっかり整数問題が出題されましたが、京大数学の対策をしてきた受験生にとっては易問だったのではないでしょうか。
東京大学2018年理系第2問
平昌オリンピックは今日閉会式を迎えましたが、国公立大の二次試験は本日いよいよ開幕です。今回は東大の整数問題を扱います!
学習院大学2018年理系第2問
平昌オリンピックでは銀が4枚、銅が3枚(2018/02/17午前現在)と、日本代表が素晴らしいパフォーマンスを発揮しています!肖りたいものですね!
余談ですが、日本のメダルラッシュについて少し触れておきましょう。実は今大会、平昌付近に日本独自のサポートセンターを設置し、選手のケアや相手国選手のビデオ研究ができるような施設が用意されているのです。前々大会頃(バンクーバー五輪)から準備を進め、国を挙げてスポーツ選手をサポートしているそうで、その甲斐あってか日本人選手の活躍には目覚ましいものがあります。当然ながら選手当人の努力がその根底にあるのは言うまでもありませんが、同じ東アジアとはいえ、異国の地で日本同様のサポートを受けられるというのは選手たちにとって大変心強いのではないかと思います。
昨今では際限なく膨張を続ける防衛費が政権批判の的になっていますが、国民の税金はこういうところにこそ使って欲しいものです! “学習院大学2018年理系第2問” の続きを読む
立命館大学2018年理系第1問
平昌オリンピックが盛り上がってきましたが、今年の一般入試もいよいよ本格化してきましたね。というわけで、今年の立命館大学の理系第1問を解説します。
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