「順像法と逆像法」の解説記事第4弾です。前回同様に今回も線分が通過する領域を扱いますが、今回は場合分けがやや面倒なタイプの問題とその処理方法を紹介します!
【順像法と逆像法③】線分の掃過領域(東京大学2014年)
「順像法と逆像法」の第3弾です。今回は「線分」の掃過領域を扱います。前回に引き続き東京大学の問題を引っ張ってきていますが、こちらも良問なので志望大学に関わらず是非解いてみて下さい!
【順像法と逆像法②】放物線の掃過領域(東京大学2015年)
前回の記事では「順像法」と「逆像法」の仕組みについて詳しく解説しました。今回はこれらの解法が実際の入試の場面でどのように使われるのかを見てみます。東京大学の問題を取り上げていますが、東大を受験しない人にも是非取り組んで欲しい良問です。
【順像法と逆像法①】通過領域問題の攻略法
図形の通過領域を求める方法である「順像法」と「逆像法」は、軌跡・領域の単元で重要となる考え方です。今回はパラメータ表示された直線を例に、2つの手法の違いについて視覚的に詳しく解説します! さらに、包絡線を用いた領域の求め方も併せてご紹介します!
【平面図形の良問】合同な三角形(灘中学校2012年)
今回は灘中学校の入試過去問から図形に関する問題を取り上げます。たかが中学入試と侮るなかれ、シンプルながらも面白い一題です。言われてしまえばアッという間に解けてしまいますが、高校生に出題しても解けない人が出てくるような良問です。
無限交代級数の和(名古屋市立大学2015年)
無限交代級数の和を求める問題です。$\log 2$ に収束するメルカトル級数や $\dfrac{\pi}{2}$ に収束するライプニッツ級数を題材にした問題は頻出なので、しっかり対策しておきたいですね!
メタンの水素原子は区別できるのか
「はみ出し高校化学シリーズ」と題して教科書には載っていないであろう余計な豆知識をご紹介していきます。本企画の第1弾として、皆さんよくご存知のメタン分子CH4を取り上げます。
場合分けのある積分方程式の良問(東北大学2007年)
積分方程式の基礎的な問題ですが、被積分関数に絶対値が付いています。このパターンでは場合分けが発生するので注意が必要です。
四角錐の展開図の切り出し(名古屋市立大学2014年)
正方形から展開図を切り出した四角錐の体積の最大値を求める問題です。
【非回転体】交差する円柱の共通部分【Steinmetz solid】
交差する円柱の共通部分の体積を求めさせる問題は手ごろな積分の問題として時々出題されます。今回はこの “Steinmetz solid” をテーマに体積や表面積について詳しく解説します。非回転体の求積の代表例なのでしっかり押さえておきましょう!