アイコンをリニューアルしました!

こんにちは!少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

「理系のための備忘録」を訪問していただき、ありがとうございます。今年、2025年で、このサイトは前身から数えて9年目を迎えることになりました。来年には10周年という節目を迎えることもあり、アイコンのデザインを一新してみました!

今回の新アイコンは、三角フラスコの中にオーギュスト・ロダンの「考える人(The Thinker)」のシルエットを描いたものです。この意匠は「深く考え、科学や技術を軸にした知識を分かりやすく共有する」という当サイトの存在意義を代弁するもので、今までの手作り感たっぷりの(正直微妙な?)デザインよりも洗練されたものになったかと思います。(※)

フラスコの下を彩るカラフルな幾何学模様は、理系の学問分野の多様性や創造性を象徴しています。このデザインを通して、訪問者の皆さんに科学や技術の楽しさ、そして新しい発見のワクワク感をお届けできればと思っています。

※コメント:新アイコンの原案はOpenAIのDALL-E3モデルを利用して作成しています。今後、デザインの細かい部分はマイナーチェンジしていく予定です。


2024年は、正直なところ更新がほとんどできず停滞気味の一年となってしまいました。最近の世の中に目を向けるとAIの発展や半導体産業の競争激化など、技術の世界が凄まじいスピードで進化を続けています。こうした動きに目を向けながら、「理系のための備忘録」という名前に恥じないよう、引き続き役立つ知識を分かりやすくお届けしたいと考えています。

9年目の「理系のための備忘録」は、新しいアイコンとともにリニューアルした気持ちで歩んでいきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします!次回の更新もぜひお楽しみに。

ChatGPTに大学入試問題を解いてもらった(数学編)

昨年、ChatGPTを英語学習に利用する事例についての記事を書きました。

ChatGPTを英語学習に利用する

今回、これと同様に数学についても教師の代わりが務まる可能性を探ってみました。ChatGPTに大学入試の数学の問題を解いてもらい、その出力内容について考察します。 “ChatGPTに大学入試問題を解いてもらった(数学編)” の続きを読む

LK-99の追試結果と一連の騒動に関する雑記

前回に続き、先月末の「常温常圧で超伝導現象を示す物質『LK-99』の合成に成功した」というニュースに関する続報をまとめる。騒動の発端となった原著論文が投稿されてから本日でちょうど1ヶ月が経過し、複数の研究チームによる再現実験のデータが集まってきた。本稿では主な追試結果について簡単に紹介する。

“LK-99の追試結果と一連の騒動に関する雑記” の続きを読む