一橋数学の第1問には毎年、整数分野の問題が配置されます。今年も例年通り、シンプルな整数問題が出題されました。西暦の年号に関する問題は2年ぶりです。
2^a*3^b+2^c*3^d=Nの整数解一覧(一橋大学の問題から)
大学に限らず、入試にはその年の西暦に因んだ問題がしばしば出題されます。今年は2022年なので2022という数字が登場する問題が多数見られました。本稿では一橋大の整数問題について、2022の部分を変えた場合を考えてみます。
2^a*3^b+2^c*3^d=2022の整数解(2022年一橋大学前期数学第1問)
今年の一橋大の整数問題は指数型不定方程式に関する出題でした。
対称軸をもつ立体の求積③(1991年一橋大学後期数学第4問)
立体図形の体積を求める問題で、問題文中では回転体とは明示されていなくても、実は回転体だったというものは時々出題されることがあります。今回は今から30年前の一橋大学後期で出題されたベクトル絡みの求積問題を取り上げます。
1000以下の素数は250個以下である(2021年一橋大学前期数学第1問)
今年の一橋大学では素数の個数に関する一行問題が出題され、ちょっとした話題になりました。
a^2+b^2+c^2=d^2を満たす整数組(一橋大学1994年後期第1問)
昨日に引き続き、方程式 a2 + b2 + c2 = d2 を満たす整数組の剰余に関する問題を取り上げます。
2020で割り切れる100桁の正の整数(2020年一橋大学前期数学第1問)
今年の一橋大の整数問題を取り上げます。2020という数字が目に付く年号問題でした。
一橋大学2019年数学第1問
今年も試験シーズンが終わり、いよいよ春らしくなってきましたね。
一橋大学2018年第1問
2018年の一橋大学の整数問題は第1問として出題されました。昨年のセットは例年とは傾向が少し変わっていましたが、今年は例年通りの一橋数学だったと思います。ただ、相変わらず難度は控え目の出題でした。