前回の記事に関連して、2019年の京都大学の理系数学から定積分の問題をピックアップします。
xで積分するだけが能じゃない(大阪医科大学2020年後期数学第2問)
座標平面上で面積を求める積分をする際、大抵の場合は変数をxとして計算することが多いですが、世の中の入試問題にはyで積分計算が可能な問題もあります。
2015Cmが偶数になる最小のm(東京大学2015年前期理系数学第5問)
2015年の二項係数に関する東大の整数問題を取り上げます。誘導が全く無い一行問題ということもあり、この年で一番話題になった整数問題と言っても良いでしょう。こういう問題はワクワクしますね!(笑)
旭川医科大学2020年前期数学第4問
今年の旭川医科大学から。整数問題ではないですが有理数に関する内容だったので取り上げてみます。
京都大学2020年前期文系数学第3問
前回に引き続き、今年の京大数学の整数問題を扱います。今回は文系の問題を取り上げますが、理系に出題しても試験として問題無く機能しそうな内容です。
京都大学2020年前期理系数学第4問
今年の京大理系数学の整数問題を扱います。今回はやや難化した印象です。
【順像法と逆像法⑤】通過領域問題の解法選択の指針
「順像法と逆像法」の解説シリーズも遂に最終回です。前回までは問題別に、方針の立て方から解答の方法、モノの見方などを色々と解説してきました。今回はこれまでの知識を踏まえ、実際に通過領域を求める問題に遭遇した際に、どの解法を選ぶのが適切なのかについて考察してみます。
【順像法と逆像法④】線分の掃過領域(日本医科大学2016年)
「順像法と逆像法」の解説記事第4弾です。前回同様に今回も線分が通過する領域を扱いますが、今回は場合分けがやや面倒なタイプの問題とその処理方法を紹介します!
【順像法と逆像法③】線分の掃過領域(東京大学2014年)
「順像法と逆像法」の第3弾です。今回は「線分」の掃過領域を扱います。前回に引き続き東京大学の問題を引っ張ってきていますが、こちらも良問なので志望大学に関わらず是非解いてみて下さい!
【順像法と逆像法②】放物線の掃過領域(東京大学2015年)
前回の記事では「順像法」と「逆像法」の仕組みについて詳しく解説しました。今回はこれらの解法が実際の入試の場面でどのように使われるのかを見てみます。東京大学の問題を取り上げていますが、東大を受験しない人にも是非取り組んで欲しい良問です。