巨大な数が登場する大学入試数学シリーズ第4弾です。今回は昔の東大理類に出題されたことのある、今でもそこそこ有名な整数問題を取り上げてみます。
2020で割り切れる100桁の正の整数(2020年一橋大学前期数学第1問)
今年の一橋大の整数問題を取り上げます。2020という数字が目に付く年号問題でした。
6の2017乗の下2桁の数字は?(2017年第1回東大実戦文系数学第1問)
東大実戦は駿台予備校が年2回実施している東大受験生向けの模擬試験です。今回はシンプルな整数問題を取り上げてみます。
【整式の割り算】剰余の定理の使いどころ
剰余の定理は整式同士の除算において活躍する重要な定理です。今回は剰余の定理の上手い使い方について複数の例題で確認していきます。
創作整数問題#61解法&創作整数問題#62
すっかり夏らしくなってきましたね!
早稲田大学2019年前期(商)数学大問1(4)
前回に引き続き早稲田大学の問題からピックアップします。今回扱うのは、解き方を知っていると非常に有利になる整数問題です。
東京大学2019年理系数学第4問
今年も国公立大の二次試験(1日目)が無事終了しました。今回は東京大学の整数問題をピックアップします。 “東京大学2019年理系数学第4問” の続きを読む
創作整数問題#48解法&創作整数問題#49
平成最後の大晦日を迎えますが、毎年恒例の渋谷駅前のカウントダウンは一段と盛り上がりそうです。ハロウィンでの騒動の件もありましたので、今回はいつも以上に穏やかに行われて欲しいものですね・・・。
創作整数問題#47解法&創作整数問題#48
久し振りの更新です。師走も中旬となり、冬もいよいよ深まってくる季節となりましたね。今シーズンも早いものでセンター試験まで残り1か月余りとなりました。体調管理に気を付けて過ごしたいですね!
さて、受験界隈は医学部不適切入試の話題で持ちきりです。文部科学省は事態を重く見てか、出願シーズンに差し掛かる前の最終報告を急いだようです(当の文科省は「入試を控える受験生に、長い間不安を与えることになり、大変申し訳なく思っている」と謝罪しているようですが・・・)。
不適切入試と指摘されたのは国立大学では神戸大学、私立大学では東京医科大学、順天堂大学、日本大学、昭和大学、岩手医科大学、金沢医科大学、福岡大学、北里大学、聖マリアンナ医科大学で、合計10大学に上ります。これまで、医学部(特に私立)は浪人生や女子に厳しいというのが通説となっていましたが、今回の件でとうとう根拠の無い噂とは言えなくなりました。
今回の件で追加合格を出すとなると、大学によっては来年の入学定員を削減することになり兼ねず、将来の受験生への影響も危惧されます。受験生としても出願に慎重になるでしょうから、大学の経営は逼迫することが予想されます。元はと言えば、どこぞの官僚の息子を裏口入学させたことで発覚した一連の不適切入試の件ですが、その余波がいつ収束するのかは誰にも読めませんね・・・。
創作整数問題#46解法&創作整数問題#47
最近の文部科学省の調査により、いよいよ大学入試の差別問題の深刻さが浮き彫りになってきました。教育界全体が差別撲滅に取り組むのは当然のこととして、差別の現場が果たして入学試験だけなのか否か、実態調査を急ぐべきでしょう。