こんにちは。管理人のpencilです。
お気付きの方は少ない(笑)と思われますが、とうとう当サイト「理系のための備忘録」がSNSに進出しました!
・・・とは言ってもTwitterにアカウントを開設しただけですので、そんなに大それたことではございません。何も大層なことはつぶやけませんが、見かけた方は是非フォローして頂けると幸いです!
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Twitter
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ウェブサイト運営
このサイト、実質的に管理人は一人しか居りませんので、なかなか更新が捗りません。そして管理人の多忙なスケジュールのため、空いた時間に更新するくらいしかサイトの世話ができておりません。見るからにコンテンツ不足ですよね(笑)。そのお陰なのか、アフィリエイト関連とは無縁のウェブサイト運営を行っています(笑)。
そろそろ趣味の数学だけでなく専門の化学に関するページも増やした方がいいのかもしれません。ただ、化学の内容を書いていると自分が勉強不足な気がしてきてしまうので、どうも気が引けてしまうんですよね・・・。要は勉強すればいいだけの話なのですが(笑)。
今や専門的なプログラミングの知識が無くても個人単位でウェブページが運営できる時代です。各人が何を発信しようが自由だ、と言ってしまえば、まあその通りではあるのですけどね。
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管理人の場合
そもそも管理人が化学を志した理由は、元々自然科学が好きだったというのもありますが、元を辿れば高校生の頃の化学の教科担任の先生との出会いに尽きるのではないかと思います。少しばかり昔語りをしてみます。
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高校2年のはじめ頃のこと。新しく教科担任になった化学の先生が、学期最初の授業中に「授業をマジメに受けていれば基本的に困ることはないが、意欲のある生徒は添削指導をしますので授業が終わったら来るように」と言いました。その当時、自分自身はあまり(というよりほとんど)添削指導をやる気がなかったのですが、出来たばかりの友人A君に誘われて、化学の先生に添削指導を頼みに行きました。折角の誘いを断るのも気が引けたので一緒に添削指導をお願いしに行ったのでした。
その日以来、先生からほぼ毎日(!)、入試レベルの問題プリントを渡され、A君と一緒にせっせとこなして提出していました。入試レベルとは言っても、未習の単元はちゃんと基礎から学べるよう配慮してくれていました。ただ、授業をかなり超えた内容で、一問解くのも一苦労、という有り様でした。恐らく何かの問題集・参考書から引っ張ってきていたようで、何という本だったかは先生から聞いていなかったので分かりませんが、一般に市販されている参考書だったと記憶しています。
A君はかなり成績の良い人で、こちらも置いて行かれまいと必死に食らい付いていきました。当時の私は妙なところで対抗心を燃やしており、解き方を教えてもらったり答え合わせを一緒にしたりすることはありませんでしたが、今となっては少し勿体無いことをしたと思っています(因みにA君は医学部へ進学しました)。
結局、A君は夏休みに入る前くらいの時期に、この怒涛の添削指導からフェードアウトしまったのですが、幸い私はその年いっぱいまで続けることができ、その年に履修するはずだった化学Ⅰの内容を2学期の頭に全て終えてしまいました(当時の科目名は「化学Ⅰ」でした(もしや年齢がバレる・・・(笑)?))。そこで後期からは先生のマンツーマン指導が始まることになったのです。
今さら後に引けなくなってしまった、というのもあったのでしょうが、多分当時の自分はかなり化学が好きになっていたのだと思います。ただ、それは決して良い点数が取れていたということを意味してはいません。実際、模試なんかの成績もあまりパッとしないものだったのですが、勉強が楽しくなってきたのはその頃からだと思います。分からないところがあっても親身に教えてくれる先生がいたことで、化学の内容の理解は他の生徒に比べて格段に深まっていきました。
思うに、1科目でもいいから得意な科目ができると、かなり高い割合で他の科目の成績も上がってくるのだと思います。これがいわゆる相乗効果というやつでしょうか。部活動にもかなり勤しんでいたので勉強時間は満足に確保できなかったかもしれませんが、勉強が楽しくなってしまったら、もうどうしようもありません(笑)。誰にも止められることなくそのまま突っ走った結果、冬の模試では何と校内で2位の総合成績を修めることができました。1位は(A君ではなく)文系の人だったため、実質理系で校内トップだったのです。これは春先の自分には到底考えられなかったことでした。
それまでの頑張りの成果と言えばその通りなのですが、どうも自分は化学と相性が良いのではないか、と考えるようになり、いつしか将来専攻するなら化学、と思い込むようになっていきました(笑)。この化学の先生は私が高校3年に上がるときに退職という形で学校を去ってしまいましたが、受験に向けて沢山のことを学ぶことができました。その後も色々と紆余曲折はありましたが、大学では結局化学を専攻することになるのでした。めでたしめでたし・・・(?)。
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当然ながらこれ以外にも化学を志した理由は大なり小なりあるのですが、管理人にとって、特に勉学の面で自分の人生が最も大きく変わったのは、この高校2年の時期ではないかと思っています。
カリスマ教師が身近にいることは成績向上の必要条件ではありません。自分がお世話になったこの先生は別にカリスマ教師という訳ではなく、私自身が勝手にこの先生に付いて行った、という状況に近いものがあります。教師でなくとも、皆さんにも師と仰げるような方が居られるのではないでしょうか。
今の勉強がつまらないと感じている学生さんは、何か1科目でもいいのでとことん究めてみて下さい。そうするとまた違った世界が見えてくるものと思います。
想像以上に取り留めの無い話になってしまいました・・・(^_^;)≻