摂動論とは、対象としている問題Aを、厳密に解析解が求められる問題Bに小さな「ずれ」(摂動項) が加えられた問題と見なすことで、Aの近似解を求める方法です。本稿ではその分かりやすい導入として、2次方程式を例に摂動論を理解することを目指します。
マグニチュードを理解しよう【地震の数理】
マグニチュードは地震の規模を表す尺度で、地震のエネルギーを数値化したものです。本稿ではマグニチュードの考え方や、マグニチュードと震度の違いについて解説します!
単位の接頭語と命数法
単位の接頭語(キロ、メガ、ギガ・・・など)に関する備忘録です。
ヘリウムガスを吸うと声が高くなる本当の理由
ヘリウムガスを吸うと声が高くなるというのは周知の事実ですが、この現象の正しい原理を知っている人は少ないと思います。今回は「ヘリウムガスを吸うとなぜ声が高くなるのか」についてまとめました。
違う温度の水を混ぜると何℃になる?
「異なる温度の水を混合すると何℃になるのか」という平衡温度を求めさせる問題は、高校の物理(熱力学)で扱われることがあります。今回はこの話題について取り上げます。(混合液の温度を求める簡易計算機も作ってみました)
量子力学:エルミート演算子の性質に関する証明
エルミート演算子の性質に関する簡単なメモ書きです。
可視光の波長と色の関係
可視光の波長と実際に目で見える色の関係についてまとめました。
量子力学:2次の摂動論
「摂動論」は量子力学を学んだことのある人ならば、一度くらいは聞いたことがあると思います。今回は教科書等で導出が省略されたり演習課題に回されたりするなど、まともに解説している文献の少ない2次の摂動論について備忘録を残しておきます。