先月の頭に「ダイヤモンドよりも硬い物質が予測できたかもしれない」というニュースが舞い込んできた。物性科学界隈ではビックニュースか、と期待をもって受け取られていたが、結論から言うと、この出所となる論文に重大な計算ミスが発覚したため取り下げられてしまった。今更ほじくり返すのも顰蹙を買ってしまいそうではあるが、他山の石とするべく敢えて書き残しておく。
【中学理科】天気記号と風力階級のまとめ
この記事では日本の天気記号と風力階級についてまとめています。
マグニチュードを理解しよう【地震の数理】
マグニチュードは地震の規模を表す尺度で、地震のエネルギーを数値化したものです。本稿ではマグニチュードの考え方や、マグニチュードと震度の違いについて解説します!
単位の接頭語と命数法
単位の接頭語(キロ、メガ、ギガ・・・など)に関する備忘録です。
花火の組成と反応
本稿では花火(Fireworks)における物質の役割について簡単に解説する。
ヘリウムガスを吸うと声が高くなる本当の理由
ヘリウムガスを吸うと声が高くなるというのは周知の事実ですが、この現象の正しい原理を知っている人は少ないと思います。今回は「ヘリウムガスを吸うとなぜ声が高くなるのか」についてまとめました。
【プログラミング】モンテカルロ法による面積計算
モンテカルロ法は乱数を利用する数値計算法であり、様々な場面で応用することができる重要な手法です。プログラミング実習などでも扱われることが多く、理屈をしっかり理解しておくことは大切です。本稿ではモンテカルロ法によるサンプリングを用いて円の面積(円周率)を求めてみます。参考用のRubyやPythonのコードも掲載しています。
新薬レムデシビルの構造(The structure of Remdesivir)
レムデシビルは現時点で、新型肺炎コロナウイルス(COVID-19)に対する有望な治療薬と考えられています。本稿では治療薬に関する簡単な解説と、アビガンやレムデシビルの構造式や、レムデシビル分子の3D画像と空間座標を掲載しています。 “新薬レムデシビルの構造(The structure of Remdesivir)” の続きを読む
人工知能(AI)の基礎知識
AIブームと言われて久しい。だが未だに「人工知能=何かすごそう」程度の認識で止まっている方も少なからずいるのではないだろうか。本稿では近年隆盛を極めているAI周辺の知識を整理したいと思う。