もうすぐ2次試験ですね! 今回は2020年の横浜市立大から一風変わった証明問題を取り上げます。
e^xのマクローリン展開とeの逆数(2020年神戸大学後期理系数学第3問)
今日は今年の神戸大後期から、$e^x$のマクローリン展開に関連する出題を取り上げます。
三角形の回転体の体積の最大値(2020年大阪大学前期理系数学第5問)
今回は今年の阪大理系数学で出題された求積問題を取り上げます。
2020年大学入試総括(主に数学)
こんにちは。管理人のpencilです。今年もかなり遅いタイミングになってしまいましたが、大学入試(主に数学)を概観していきます!
今年は数多の受験生および受験生OB・OGの皆さんに長年愛されてきたセンター試験の最終年でした。来年からはセンター試験に代わって「大学入学共通テスト」が施行されます。この新しいテストを巡る文科省の対応に関しては昨年から散々ゴタゴタが続いており、依然として先行きが不透明なままです。
それに加え、今年は中国・武漢が発生源とされる新型コロナウイルスのパンデミックが日本をはじめとする世界各国を襲いました。夏にかけて一度は抑制に成功したものの、最近になって再び勢力を増しています。当然、来年度入試の時期になっても新型コロナウイルスの脅威は取り除けていないでしょうから、今後の推移からは目が離せない状況が続きます。コロナ禍における入試が今後どうなるのかについても、今一度考えてみたいと思います。
母関数と数列(東京大学2020年前期数学文理共通第4問)
今年の東大数学は少し傾向が変化した印象を受けます。確率分野からの出題が3年連続で無かったのはここ数十年では初めてのことです。また、毎年のように出題されていた整数問題が今年は出題されませんでした。一方で、図形に関連した問題が4題も出題されました。手の付けられないような難問はありませんでしたが決して易化した訳ではなく、学力差がよく反映される試験だったと言えます。
今回は文理共通の数学第4問を取り上げます。文理ともに今年のセットで一番差が付いた問題だと思いますが、母関数を背景にした面白い問題です。
2020で割り切れる100桁の正の整数(2020年一橋大学前期数学第1問)
今年の一橋大の整数問題を取り上げます。2020という数字が目に付く年号問題でした。
1/sin2xの微積分と面積(関西大学2020年理系数学第1問)
関西大学の入試問題から正弦の逆数の微積分に関する問題を取り上げます。
マクローリンの不等式(関西大学2020年文系数学)
関西大学の入試問題から「マクローリンの不等式」に関する問題を取り上げます。
【東大英語】東京大学2020年英文要約問題の解説
今回は普段とは少し趣向を変えて、今年の東京大学の入試英語から1A(英文要約)の問題を取り上げてみます。
xで積分するだけが能じゃない(大阪医科大学2020年後期数学第2問)
座標平面上で面積を求める積分をする際、大抵の場合は変数をxとして計算することが多いですが、世の中の入試問題にはyで積分計算が可能な問題もあります。