今年の一橋大の整数問題は指数型不定方程式に関する出題でした。
冪乗の連比と単位分数(2022年神戸大学理系数学第5問)
今年の神戸大では冪乗の連比に関する整数問題が出題されました。
n^4=1+210m^2の整数解(2022年九州大学理系数学第3問)
今年の九州大学の整数問題はディオファントス方程式に関するものでした。剰余類に習熟していれば、それほど手こずらずに完答できたのではないでしょうか…?
3文字3成分の最大公約数(2022年東京工業大学数学第2問)
東工大の整数です。シンプルな良問でした。
n^2+2とn^4+2とn^6+2の最大公約数(2022年京都大学理系数学第3問)
今年の京都大学の数学はシンプルな問題が並びました。本問もその一つです。
2次漸化式に関する整数問題(2022年東京大学理系数学第2問)
今年も2次試験のシーズンがやってきました。今年の東大理系数学では2次の漸化式に関する整数問題が出題されました。因みに、2次の漸化式は英語で “quadratic recurrence (equation)” などと呼ばれます。
創作整数問題#87解法&創作整数問題#88
2月も残すところあと1週間余りとなりました。年度末にかけて忙しくなりそうです…。
一目瞭然!相加・相乗平均の不等式の図形的証明(10通り)
適切な図形や曲線を使えば「相加平均・相乗平均の不等式」(AM・GMの不等式)が成り立つことは一目瞭然です! 本稿ではこの不等式の図形的な証明方法を紹介します。
k^5*x-2^5*y=1の整数解(2022年共テ数ⅠA第4問)
2022年共通テスト数学ⅠAの整数問題で出題された1次不定方程式の係数は巨大で、規則性を見つけないと容易には解けないよう設計されていました。本稿ではこの問題で出題された方程式の整数解について考察してみます。
創作整数問題#86解法&創作整数問題#87
「往く1月」の通り、この1ヶ月はあっという間だったように感じます。
年始以降、感染拡大の第6波が押し寄せており、全国各地で日次感染者数が過去最多を続々と更新しています。今年中に特効薬が行き渡るようになれば少しは状況が変わるものと信じ、今は大人しくしているのが吉でしょう。
今年こそは海外旅行にでも行きたいと思っているのですが、パンデミックの発生から2年近く経過した今もなお、世界的に収束の見通しは立っていません。パスポートの残存有効期間が勿体ないです…。