座標平面上で面積を求める積分をする際、大抵の場合は変数をxとして計算することが多いですが、世の中の入試問題にはyで積分計算が可能な問題もあります。
無限交代級数の和(名古屋市立大学2015年)
無限交代級数の和を求める問題です。$\log 2$ に収束するメルカトル級数や $\dfrac{\pi}{2}$ に収束するライプニッツ級数を題材にした問題は頻出なので、しっかり対策しておきたいですね!
場合分けのある積分方程式の良問(東北大学2007年)
積分方程式の基礎的な問題ですが、被積分関数に絶対値が付いています。このパターンでは場合分けが発生するので注意が必要です。
【非回転体】交差する円柱の共通部分【Steinmetz solid】
交差する円柱の共通部分の体積を求めさせる問題は手ごろな積分の問題として時々出題されます。今回はこの “Steinmetz solid” をテーマに体積や表面積について詳しく解説します。非回転体の求積の代表例なのでしっかり押さえておきましょう!
最小シュタイナー木問題:正方形の頂点を結ぶ最短グラフ(早稲田大学2015年)
「正方形の頂点を結ぶ最短のグラフは何か」という最小シュタイナー木問題が背景にある問題です。本問は数Ⅲの知識で解答可能です。
合成関数の漸近展開を簡単に求める方法
複雑な関数の漸近展開を求める際、いちいち微分していると計算ミスを誘発する危険性があります。本稿では合成関数の漸近展開を簡単に求める方法を紹介します。
正方形に接する楕円(金沢大学2018年)
正方形に接する楕円を題材にした問題です。面積の最大最小に関する内容と併せてよく出題されるタイプの問題ですね。
表面積一定の円柱と直方体の体積の最大値
表面積が一定である円柱と直方体の体積の最大値について考えてみます。慶應大学の入試にこれに関連する出題があり、面白い誘導が付いていたので取り上げます。
【数Ⅲ】1/(x^3-1)の微分積分
昨日の続きです。今回は関数 1/(x^3-1) の導関数と不定積分の導出ついて解説します。関数 x/(x^3-1) や x^2/(x^3-1) についても触れます。
【数Ⅲ】1/(x^3+1)の微分積分
本稿では関数 1/(x^3+1) の導関数と不定積分の導出ついて解説します。関数 x/(x^3+1) についても触れます。