今日は今年の神戸大後期から、$e^x$のマクローリン展開に関連する出題を取り上げます。
タンジェントtan(x)を導関数の定義を用いて微分する方法
タンジェントを導関数の定義を用いて微分する方法を紹介します。意外と詰まる人が多いかもしれないと思い、取り上げてみます。
コッホ雪片の面積の極限値(2010年北海道大学後期数学第3問)
「コッホ雪片」(Koch snowflake) とは、スウェーデンの数学者ヘルゲ・フォン・コッホ (Helge von Koch:1870年~1924年) が考案したフラクタル図形の一種です。
図.コッホ雪片
元々は「コッホ曲線」というものがあり、これを三角形の各辺としたものが「コッホ雪片」です。コッホ雪片の周長は無限の長さを持つのに対し、周で囲まれた面積は有限値をとります。今回は北大後期の入試問題から、コッホ雪片に関する問題を取り上げてみます。
複雑な定積分の極限値(2017年日本医科大学前期数学第3問)
本日は2017年の日本医科大学の前期試験から、一見すると手の付けにくそうな定積分の極限に関する問題を取り上げます。
べき乗/階乗の無限級数の性質③
べき乗が階乗で割られた形の無限級数をまとめます。これまでに扱ってきた数列群を、母関数を用いて高い視点から眺めてみます。
べき乗/階乗の無限級数の性質②
前回に引き続き、べき乗が階乗で割られた形の数列からなる無限級数について考察してみます。
べき乗/階乗の無限級数の性質①
べき乗が階乗で割られた形の数列からなる無限級数に関する面白い性質を紹介します。
無限交代級数の和(名古屋市立大学2015年)
無限交代級数の和を求める問題です。$\log 2$ に収束するメルカトル級数や $\dfrac{\pi}{2}$ に収束するライプニッツ級数を題材にした問題は頻出なので、しっかり対策しておきたいですね!
【数Ⅲ】自然対数の底eの定義と極限公式
数Ⅲ微積の基本事項である自然対数の底eに関連する極限公式についてまとめました。本稿では自然対数の底eの定義と極限公式の導出について解説します。
【数Ⅲ】三角関数の極限公式の証明
今回は数Ⅲ微積の基本となる三角関数の極限公式の証明を掲載します。